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輸入乳製品・乳幼児用食品、放射能基準を厳格化


ニュース 食品 作成日:2016年1月19日_記事番号:T00061574

輸入乳製品・乳幼児用食品、放射能基準を厳格化

 衛生福利部食品薬物管理署(TFDA、食薬署)は18日、輸入食品に含まれる放射性物質許容量を定めた「食品中原子塵或放射能汚染容許量標準」において、乳製品および乳幼児用食品に対するセシウム134と137合計の許容基準を1キログラム当たり50ベクレルに修正すると発表し、即日実施した。同措置は日本の基準値に合わせたもので、現在の370ベクレルから7.4倍厳格化されることになる。19日付蘋果日報が報じた。

 また台湾市民の食習慣に合わせ、「飲料・容器入り飲料水」を項目として独立させた。放射性物質許容基準はヨウ素131が1キロ当たり100ベクレル、セシウム134と137の合計は同10ベクレルだ。

 なおTFDAの統計によると、2011年3月15日〜今年1月14日までに日本から輸入された食品8万件以上を検査したが、いずれも基準を上回る放射性物質は検出されていない。