ニュース 電子 作成日:2016年1月19日_記事番号:T00061578
市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーの統計によると、群創光電(イノラックス)は2015年大型液晶パネル出荷枚数が前年比3.1%増の過去最高の5,173万枚で、サムスンディスプレイを上回り、初めて世界2位となった。19日付工商時報が報じた。
イノラックスは、メキシコ政府による液晶テレビ調達で23.6インチパネル出荷が伸びたほか、価格優位性がある39.5インチパネル出荷も大幅に増えた。
3位に転落したサムスンディスプレイは5,090万枚で前年比8%減。サムスン電子の昨年出荷が予想以下で、受注が大幅に減少した。
世界首位はLGディスプレイ(LGD)で前年比6.4%増の5,530万枚だった。LGエレクトロニクスへの受注依存を徐々に減らす中、中国市場開拓の成果が表れた。
4位の京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)は前年比148.5%増の3,566万枚。重慶市の第8.5世代生産ラインの量産開始で、昨年3月から出荷が急増した。中国政府の補助があり、パネル価格が急落しても出荷が増え続けた。
5位の友達光電(AUO)は前年比5.6%減の2,718万枚だった。40インチ以下の出荷を減らし、ウルトラHDや55、65インチなど大型の利益率の高い製品を増やしたことで、出荷枚数が減少した。
6位は深圳市華星光電技術(CSOT)で前年比3.5%増の2,552万枚だった。第8.5世代工場での生産が見込んでいたほどは増えなかった。
全世界の出荷枚数は2億6,979万枚で前年比8.9%増だった。
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