ニュース 電子 作成日:2016年1月19日_記事番号:T00061579
発光ダイオード(LED)大手、晶元光電(エピスター)について18日、海外の大手メーカーに買収されるとの観測が浮上した。買収元としてフィリップス、オスラム、中国の木林森が挙がっているが、エピスターの張世賢広報担当は同日、「市場では当社が買収されるとのうわさが頻繁に流れるが、事実だったことは一度もない」と否定した。19日付経済日報が報じた。
18日午前10時ごろ、複数の証券会社が「エピスターが現在、董事会を開催中で、午後に重大発表を行う見通しだ。真偽は不明だが、買収が議題とされる」との速報を配信。しかし、これに対し張広報担当は「董事会で買収について議論しなかった」とコメントした。
エピスターに買収観測がたびたび浮上する理由について証券会社は、株価純資産倍率(PBR)が0.56倍と低いことが主因と指摘。さらに3,000件を超える特許を保有していること、赤色LEDで世界1位、青色LEDで同3位という業界における地位の高さも考慮すれば、同社の市場価値は割安といえることが背景とみられる。
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