ニュース 社会 作成日:2016年1月20日_記事番号:T00061584
桃園国際空港で今月10日、体温検査で発熱が見つかったタイ国籍の男性が「ジカウイルス」に感染していることが確認された。台湾で同ウイルス感染が確認されたのは初めて。20日付蘋果日報が伝えた。
疾管署は、感染地域を訪問する際は長袖の着用や防蚊剤の使用など対策を取るよう呼び掛けた(同署リリースより)
ジカウイルスはブラジルで昨年から流行している感染症「ジカ熱」を引き起こす。ジカウイルスはブラジルで先天的に頭部が小さい「小頭症」の新生児が急増していることと関連が指摘されている。
衛生福利部疾病管制署(疾管署)によると、男性は既に回復しており、台湾中部に住む同居者5人、職場の同僚10人にも症状はないという。同署はジカウイルスは治癒後には感染しないため、男性からジカウイルスの感染が拡大する可能性はないと判断している。
ジカウイルスはアジアでこれまでにカンボジア、インドネシア、マレーシア、タイ、モルジブの6カ国で感染が確認されており、日本でも流入症例が報告されている。
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