ニュース 運輸 作成日:2016年1月20日_記事番号:T00061588
台湾高速鉄路(高鉄)労組は、会社側が時間外勤務手当総額5億台湾元(約17億円)を支払っていないとして、春節(旧正月)前後の2月7日から10日に集団で休暇を取得する方針を固めた。22日にも正式に発表する。20日付蘋果日報などが報じた。
高鉄はこれまで国定休日や2週変形労働時間による時間外勤務手当の支払いに応じてこなかった。今回の集団休暇は、会社側が行政訴訟の判決が出るまで、時間外手当の支払いには応じられないなどとしていることを不満としたものだ。これまでに運転士140人を含む労組員1,000人余りが集団休暇に呼応する署名を行った。
集団休暇が決行されれば、春節の帰省ピークに4日間で679本の列車が運休し、100万人以上の利用客に影響が出る可能性がある。
張善政行政院副院長は、交通部と高鉄に対し、春節の帰省ラッシュに影響が出ないよう、対応を指示した。
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