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寒さ到来、コンビニが販促


ニュース 商業・サービス 作成日:2016年1月20日_記事番号:T00061593

寒さ到来、コンビニが販促

 コンビニエンスストア業界は、今週末の冷え込みで▽コーヒー▽即席麺▽おでん▽機能性衣料▽マスク▽カイロ──などの販売量が通常より50~100%増えると見込み、販促セールを実施している。20日付経済日報が報じた。


中央気象局は、23日には台北市で気温4~5度、台中市梧棲で1度まで下がると予測し、防寒対策を呼び掛けた(19日=中央社)

 中央気象局の予報によると、今冬初めての寒波の到来で23~25日は台東以外で気温が10度以下まで下がり、過去10年で最も冷え込む見通しだ。中央気象局は、体感温度はゼロ度を下回ると予測した。 

 セブン−イレブンは20日、従来2点目半額だった機能性衣料を2点目無料にし、販売2割増を見込む。また、今週はホットドリンク販売が1割増えており、週末は2割増え、店舗によっては売り切れると予測した。カイロは先週2倍以上売れ、今週は在庫を増やしたと説明した。

 全家便利商店(台湾ファミリーマート)は今週末3日間限定で、無料通話・メッセージアプリ「LINE(ライン)」で機能性衣料を販促する計画で、販売9倍増を見込む。

 萊爾富(ハイライフ)は、入れたてコーヒー2杯目を8割引きとして販売が倍増しており、今週はさらに販売倍増を予測した。

 ショッピングモールの微風広場(ブリーズセンター)が買収した乾麺ブランド「阿舎乾麺」は19日、気温が10度を下回れば、台北駅の専売店や公式サイトで定価35台湾元(約120円)を10元に値下げすると発表。販売3割増を見込む。