ニュース 食品 作成日:2016年1月20日_記事番号:T00061603
台南市政府衛生局は、外食チェーンを展開する精彩饗宴餐飲集団傘下の鮮洋食品(台北市)が、台南市の倉庫から消費期限の切れた豚肉、タラコなどの具材を系列の外食チェーンに出荷していたとして、台南地方法院検察署に告発した。20日付自由時報が伝えた。
押収品の中には贈答向け商品も含まれていた(19日=中央社)
鮮洋食品は消費期限が切れた豚肉、魚卵などを他社から仕入れ、台南市内の倉庫で保管、加工していた。問題の具材は、系列の外食チェーンである鍋料理店「精彩火鍋」、広東料理・飲茶レストラン「大大茶楼」、香港式カフェ「威霊頓街1号(ウェリントン・ストリート)」、日本料理店「上閤屋(JOGOYA)」などの台湾全土の店舗で消費されていたとみられるほか、基隆市や新北市などの外部業者にも販売されていた。
台南市政府衛生局は19日、鮮洋食品が徳安百貨(同市東区)の店内に設けた倉庫から消費期限切れ食品原料と加工済み食品計21.897トンを押収した。
精彩饗宴餐飲集団は「消費期限が切れた食材を仕入れたことはなく、仕入れ資料を関係機関に提出した」などとする疑惑否定のコメントを発表した。同社はまた、倉庫に保管されていた食材の消費期限が切れていた原因を調べるとともに、問題の食材の提供を予防的に中止したと説明した。
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