ニュース 電子 作成日:2016年1月20日_記事番号:T00061605
テレビ用液晶パネル価格は今年に入って以降も下落が続いているが、最も状況が深刻な32インチ製品については既に下落幅が緩やかとなっており、業界関係者は50米ドルを切った後、3月〜第2四半期には底を打つとの見方を示している。40〜43インチ製品についてもキャッシュコストに迫っているが、4〜5月には安定を取り戻すと予測している。20日付電子時報が報じた。
第1四半期は例年の非需要期に当たるため、1月のテレビ用パネル価格は引き続き下落しており、32インチ製品は平均52米ドルと前月比1〜2米ドル下落している。ただ、単月での下落幅は従来の3〜5米ドルから目に見えて縮小しており、これについて業界関係者は、キャッシュコストに近づいていること、およびメーカーが減産を開始したことが主因と分析している。
なお第1四半期の32インチパネル出荷量は前期比で300万〜400万枚減少すると予測されるほか、同パネル価格が下落する一方でテレビ価格には大幅な下落が見られないことから、テレビメーカーは利益増を狙って32インチパネルの調達を増やす動きを見せており、需要も上向いているという。
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