ニュース 電子 作成日:2016年1月20日_記事番号:T00061606
富士フイルムは19日、半導体材料の製造・販売子会社である富士フイルムエレクトロニクスマテリアルズ(FFEM)が、南部科学工業園区(南科)台南園区に先端半導体材料を生産する台湾第3工場を建設すると発表した。今年8月より現像液の生産から着手し、生産品目を順次拡充する計画だ。投資額は約10億円。
FFEMは1996年に新竹市に台湾富士電子材料(富士フィルムエレクトロニクスマテリアルズ台湾)を設立。現像液の生産からスタートし、その後フォトレジストやCMP(化学的機械研磨)スラリー、イメージセンサー用材料など生産品目を拡充させてきた。14年には最先端のNTI(ネガティブ・トーン・イメージング)用現像液などを生産する第2工場(新竹市)を稼働させるなど、現地生産体制を整え、拡大する先端半導体材料の需要に対応してきた。
台南新工場は、顧客に近い立地を生かして、顧客サポート力の強化とサプライチェーンの短縮化を図る。同社は、生産拠点を複数にすることでリスク分散体制を構築し、天災時などでも顧客に対して先端半導体材料を安定的に供給できるとして、今後も台湾の先端半導体材料の需要に応えていく構えだ。
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