ニュース 政治 作成日:2016年1月21日_記事番号:T00061614
国民党の黄敏恵主席代行は20日、中央常務委員会を開き、朱立倫主席が総統選・立法委員選での敗北を受け引責辞任したことを受けた党主席選挙を、3月26日に実施することを決めた。投票日は当初予定よりも1カ月先送りされた。21日付聯合報が伝えた。
洪氏は20日、国民党は民意を失ったために選挙で敗北したなどと13分間演説した(20日=中央社)
党主席選には、総統候補の座を途中で朱氏に譲った洪秀柱・立法院副院長が真っ先に出馬を表明。洪氏は「ポストが欲しいわけではなく、党の後継チームを確立することが狙いだ。世代交代を成し遂げた後で身を引く」と語った。
このほか、立法委員選で落選した郝龍斌前台北市長も、21日夕方に出馬表明を行うと伝えられる。
主席選の日程が先送りされたことをめぐっては、洪氏では党の再建はままならないとして、他に有力候補を擁立するための時間稼ぎではないかとの見方もある。
国民党は開かれた主席選を目指すため、初めて候補者による政見発表会を開く。また、立候補に必要な選挙作業費を200万台湾元(約700万円)から160万元に引き下げた。立候補届出日、署名募集期間、選挙運動期間は週明けまでに発表する。
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