ニュース 政治 作成日:2016年1月22日_記事番号:T00061639
中国国営の中央テレビ(CCTV)は20日、軍事専門チャンネルの「CCTV7」で福建省アモイ市に駐留する第31集団軍が最近中国南東部沿岸で行ったとされる実弾上陸演習の模様を放映した。22日付中国時報が伝えた。
映像は約2分間で、演習の実施日は伝えなかった。台湾総統選直後に演習映像を放映したのは、台湾が中台統一路線から遠ざかることをけん制する狙いがあるとみられる。
第31方面軍は解放軍東部戦区に所属する対台湾精鋭部隊で、1950年に福建省の東山島を陥落させたほか、58年には金門島にいわゆる「823砲戦」を仕掛けている。
中国人民解放軍の退役少将で、中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)の元副主任、王在希氏は「台湾独立を図る分裂勢力に『いい加減にするように』と警告するのが狙いではないか」と指摘した。
一方、台湾国防部は21日、今回放映された映像について、昨年の解放軍による複数の演習場面を編集したもので、誇張されていると指摘。映像内容は解放軍が最近実施した冬季演習の状況とも食い違っていると分析した。
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