ニュース その他分野 作成日:2016年1月22日_記事番号:T00061641
台北市進出口商業同業公会(IEAT)が21日発表した2016年世界総合貿易競争力ランキングで、台湾は15位と、13年の8位から3年連続で低下した。22日付工商時報が報じた。
評価項目別では、国家競争力は変動がなかったが、貿易自由度やリスクなどが低下した。原因として、▽中台サービス貿易協定が立法院の承認を得られていない▽環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)交渉に参加できていない▽中国政府の支援で勢力を増している「紅色供給網(レッドサプライチェーン)」が台湾の産業に打撃を与えている▽経済環境の悪化で外資の資金流入が減っている──などが挙げられた。
ランキング上位は、▽シンガポール▽米国▽英国▽ドイツ▽香港──。韓国は11位と前年より1ランク上昇した。日本は9位に7ランク上昇、中国は26位に3ランク低下した。
調査は09年に開始し、貿易会社2,000社以上に対し、54カ国・地域の貿易競争力への見方をアンケートしている。
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