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猫空ロープウエー、2月から最大70元値上げ


ニュース 運輸 作成日:2016年1月22日_記事番号:T00061643

猫空ロープウエー、2月から最大70元値上げ

 台北大衆捷運(TRTC)は21日、猫空ロープウエー(台北市文山区)の運賃を2月1日から最大70台湾元(約250円)値上げすると発表した。2010年以降深刻な赤字が続いており、台北市政府から毎年1億元近い補助を受けていた。22日付中国時報が報じた。

 値上げ後の運賃は、▽1区間、70元(現行30元)▽2区間、100元(現行40元)▽全3区間、120元(現行50元)──で、平日は交通系ICカードの悠遊カード(イージーカード)を利用すれば20元引き。なお、台北市民、65歳以上の高齢者、6歳以上12歳未満の子ども、障がい者などは乗車区間にかかわらず1回50元。

 猫空ロープウエーは07年7月の開通当初、公共交通機関の位置付けで運賃を低く設定したが、実際には観光客が大部分を占め、調査によると、台北市民の利用はわずか20%だった。台北市政府交通局は、日月潭ロープウエー(南投県)の運賃が1キロメートル当たり80元なのに対し、猫空ロープウエーは12.41元にすぎず、値上げを決めたと説明した。