ニュース 金融 作成日:2016年1月22日_記事番号:T00061646
第一商業銀行(ファースト・コマーシャル・バンク)は21日、台北市信義区の永春支店にテレビ窓口(バーチャルテラーマシン、VTM)を導入した。テレビ窓口では、画面内の行員とやり取りしながら、口座開設の予約、クレジットカードや住宅ローンの申し込み、金融商品の問い合わせなどができる。22日付経済日報が報じた。
第一銀行は、1台目のテレビ窓口導入に数百万元かかったと明かした(第一金控リリースより)
同日、永春支店で開催された導入式典には、ソフトバンクの感情認識パーソナルロボット、Pepper(ペッパー)も登場した。蔡慶年同行董事長は、年内に190支店のうち20支店にテレビ窓口などのデジタルサービスを導入したいと述べた。
また一部の支店に導入しているデジタル体験コーナーはiPadやパソコンなどを設置しており、来店客は書類を手書きせずに済み、窓口の待ち時間が短くなるなどの効果を発揮。今後、40支店に導入を拡大する方針だ。
なお第一銀行の春節ボーナス(年終奨金)は平均7カ月、最高15~16カ月が支給される見通しだ。第一金融控股は2015年純利益が前年比13.39%増の159億6,200万台湾元(約560億円)で、4年連続で100億元を突破した。
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