ニュース その他製造 作成日:2016年1月22日_記事番号:T00061650
太陽電池用シリコンウエハー大手、中美矽晶製品(シノアメリカン・シリコン・プロダクツ、SAS)は21日、中国の華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)とインバーター分野での全面的協力に向けた覚書を結んだ。SASはファーウェイ製インバーターを採用した太陽光発電ソリューションを販売していく。22日付工商時報が伝えた。
SASの盧明光董事長は「フィリピンでの出力50メガワット(MW)の太陽光発電所開発プロジェクトをモデルケースにしたい」と述べた。
SASは半導体事業から近年は太陽電池分野へと積極的に参入しており、シリコンウエハー、太陽電池モジュールから太陽光発電所の運営まで一貫した事業体制を構築している。
ファーウェイは太陽電池用インバーターを中心とする「フュージョンソーラー」というソリューションを販売している。ファーウェイとの提携は、SASが自社ではまだ生産できないインバーター分野を補うのが狙いだ。
フュージョンソーラーは、デジタル化、スマート化により、発電量を5%、内部収益率(IRR)を2.75ポイント向上させることができるのが特徴だ。
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