ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2016年1月22日_記事番号:T00061653
ねじ業界団体の台湾区螺絲工業同業公会(螺絲公会)によると、昨年の台湾のねじ輸出量は前年比1.38%減の157万3,100トンで、輸出総額は40億6,900万米ドル、台湾元換算では1,376億3,700万元(約4,800億円)で4.28%減少した。張火土同会理事長は、原料の低炭素鋼線材のコスト上昇が輸出受注に影響したと説明した。22日付工商時報が報じた。
昨年の台湾からのねじ輸出先は米国が全体の40.15%を占め、ドイツが8.69%と続いた。上位10カ国のうち、米国、英国、カナダの3カ国への輸出量は増えたが、その他は全て減少した。
近年、価格の安い中国製品が大きな脅威となっており、張理事長は、今年は中国鋼鉄(CSC)や中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール)に線材価格などの引き下げを引き続き求めていく方針だ。
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