ニュース その他製造 作成日:2016年1月25日_記事番号:T00061665
経済部統計処が22日発表した2015年の工業生産指数は105.03ポイントで前年比1.66%下落した。約9割を占める製造業生産指数は105.42ポイントで1.38%下落した。いずれも下落は3年ぶりで、下落幅は09年の金融危機以降で最大だった。世界経済の不振を受けて▽鉄鋼▽情報通信▽光学部品▽機械▽自動車──などの業界が減産を進めたことにより、製造業生産指数は昨年5月以降、8カ月連続でマイナス成長となっている。23日付工商時報が報じた。
昨年の製造業生産指数のうち、3割を占める電子部品業は過去最高の123.23ポイントで前年比0.58%上昇したものの、上昇率は過去6年で最も小さかった。液晶パネルの指数は前年比9.37%下落した。
昨年12月の工業生産指数は105.12ポイントで前月比2.87%上昇、前年同月比6.17%下落。製造業生産指数は105.76ポイントで、前月比3.43%上昇、前年同月比5.52%の下落だった。
当面の見通しについて楊貴顕・統計処副処長は、電子業は在庫調整により生産が伸び悩んでいるものの、最近台湾の半導体業者は緊急受注を受けたと説明。中国でのアンドロイドOS(基本ソフト)搭載スマートフォンの需要増、および春節(旧正月、今年は2月8日)要因とみられるが、それでも受注が引き続き増えるかどうかは観察が必要との見方を示した。
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