ニュース 金融 作成日:2016年1月25日_記事番号:T00061670
銀行業界の統計によると、クレジットカードの発行枚数が100万枚を超える銀行9行は、昨年12月に休眠クレジットカードを無効にする顧客整理を行い、1カ月で31万4,851枚のカードが利用停止となった。25日付工商時報が伝えた。
今回の顧客整理は、月次ベースでは過去2年で最大規模となる。昨年7月にも利用停止枚数が約34万枚に達したが、当時は統一阪急百貨の提携カードの発行銀行が切り替えられたことが原因で、顧客整理とは無関係だった。
銀行業界幹部は「顧客整理は有効クレジットカード(実際に使用実績があるカード)の比率を高めるのが狙いだ」と指摘した。台新商業銀行の場合、昨年12月だけで6万枚近くを利用停止とし、有効クレジットカードの割合は70%に達した。
銀行幹部は「新規契約特典などを目的にカードを申し込む人が多く、そうしたカードはその後も使われるとは限らない」と指摘した。
有効クレジットカードの割合は、大手9行ではシティバンクが85.19%でトップ。割合が低い聯邦商業銀行(44.54%)とは大きな開きがある。
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