ニュース 石油・化学 作成日:2016年1月25日_記事番号:T00061688
台塑集団(台湾プラスチックグループ)は米国で4基目となるエタン分解プラント建設に向け、傘下の台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)を通じて、既にルイジアナ州に対し環境影響評価実施の申請を行った。計94億米ドルを投じてエチレン年産能力240万トンのプラントを建設する。竣工後、同グループの米国におけるエチレン生産能力は526万トンと、第6ナフサ分解プラント(雲林県麦寮郷、通称六軽)を大きく上回ることになる。25日付経済日報が報じた。
台塑石化によると、2018年上半期に環境影響評価が審査を通過し、建設許可が取得できる見通しで、早ければ19年に着工、22年に生産を開始できる見通しだ。
プラント建設は2期に分けて進め、1期で年産能力120万トンのエチレンのほか、▽エチレングリコール(EG)▽ポリエチレン(PE)▽ポリ塩化ビニル(PVC)──といった川下製品の生産も可能となる予定だ。また台塑石化は米国外への製品輸出に向け、ルイジアナ州での港湾建設も視野に入れる。
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