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茂迪の創始者、鄭福田氏死去


ニュース その他製造 作成日:2008年3月18日_記事番号:T00006169

茂迪の創始者、鄭福田氏死去

 
 太陽電池最大手、茂迪科技(モーテック・インダストリーズ)の創始者、鄭福田氏が16日午後、肝臓がんで他界した。享年60歳だった。18日付中国時報などが報じた。

 鄭氏は1981年に茂迪を設立、董事長兼総経理に就任した。当時の主要製品はデジタル計器だったが、99年に米国エネルギー部の左元准氏を太陽電池部門の総経理として呼び寄せ、同社を太陽電池メーカーへと転換させた。00年の売上高は1億台湾元(約3億1,600万円)弱だったが、昨年は生産能力240メガワット(MW)、生産量167MWで、世界7位にまで成長した。

 鄭氏は今年1月、病気のため董事長職を左氏に譲っている。同社は、鄭氏の病死に伴う董事の補充は行わない考えだ。