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寒波による農業被害、1.3億元以上=農委会


ニュース 農林水産 作成日:2016年1月26日_記事番号:T00061695

寒波による農業被害、1.3億元以上=農委会

 行政院農業委員会(農委会)の25日午後5時時点の集計によると、22日からの記録的な寒波による農業被害は1億3,215万台湾元(約4億6,500万円)に上った。最も被害が大きかったのは台南市で8,138万元、次いで苗栗県が3,540万元だった。26日付経済日報などが報じた。


収穫直前に降雪により被害を受けたイチゴ(中央社)

 農作物の被害面積は688ヘクタールで全体の17%を占めた。特にイチゴの被害が深刻で、被害面積144ヘクタール、被害額2,202万元だった。水産業の被害額は8,138万元。虱目魚(サバヒー)1,350万匹が死んだほか、ハタ、ハマグリの被害が大きかった。

 農委会は、農作物の被害は霜解けまで分からないので、実際はさらに深刻と予測した。

 行政院は25日、寒害対策会議を開催し、災害準備金の拠出を承認した。農委会は即日、被害農家から現金給付や低金利融資の支援申請を受け付けると発表した。