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統一実業、JFEに10億円出資


ニュース その他製造 作成日:2008年3月18日_記事番号:T00006171

統一実業、JFEに10億円出資


 統一集団(ユニプレジデント)傘下で台湾最大のブリキ原板メーカーの統一実業は、粗鋼生産量日本2位のJFE(ジェイエフイー)ホールディングス(本社・東京都千代田区、數土文夫代表取締役社長)に対し、約10億円を出資することを17日の董事会で決定した。出資比率は0.04%で、25万株を取得する。JFEから供給される原料の安定確保が目的だ。18日付経済日報などが報じた。

 統一実業は現在、熱延の44%以上をJFEから調達しており、調達額は年2億米ドル以上に上る。JFEも、統一実業に1.715%出資している。

 統一実業の昨年の売上高は、前年比12.44%増の226億8,900万台湾元(約716億円)で、税引前利益は16億1,900万元、純利益は前年比39%増の13億8,200万元だった。中国市場の売上高は前年比32%増の126億3,800万元で、ブリキ原板の価格上昇によって利益は前年比120%増の9億4,800万元に上った。