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台湾クライスラー、経営不振で台北本部撤退


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2008年3月18日_記事番号:T00006174

台湾クライスラー、経営不振で台北本部撤退

 
 台湾クライスラーはこのほど、販売不振で経営規模を縮小することを決め、台北本社を閉鎖し、中華汽車工業楊梅工場内に本社を移転した。これに伴い、従業員は販売員6~7人を除き全員が解雇された。18日付経済日報が伝えた。

 台湾クライスラーはクライスラーが51%、中華汽車が49%を出資する合弁販売会社で、1年余り空席になっていた総経理には中華汽車業務部の王国継協理の就任が決まった。

 中華汽車関係者によると、台湾クライスラーは中華汽車で委託生産したスポーツ多目的車(SUV)の「タウン&カントリー」の販売台数が昨年500台に満たず、損失削減のために大幅なリストラを決めたという。台湾クライスラーは販売部門だけを存続し、サービス、部品、ディーラー管理、広告宣伝などは中華汽車の関係部門に移管した。