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聯享光電、両面ITO膜の開発に成功


ニュース 電子 作成日:2008年3月18日_記事番号:T00006180

聯享光電、両面ITO膜の開発に成功

 
 聯享光電はこのほど、台湾メーカーとしては初めて両面透明導電膜(両面ITO膜)の開発に成功した。18日付経済日報が伝えた。

 世界的に需要が高い両面ITO膜は携帯電話のタッチパネルなどに使われ、現在は日東電工が市場を独占している。ITO膜市場全体でも日本と韓国の企業に市場が握られている。

 日東電工は中国メーカーへの出荷に積極的ではないため、聯享光電は主に中国市場を攻略する計画だ。両面ITO膜は単面ITO膜に比べ単価が4倍と高い上、競合企業が日東電工に限られるため、聯享光電は高い利益率を期待している。聯享は昨年の粗利益率が60%を超えるなど業績が好調だが、両面ITO膜への参入で業績をさらに拡大したい構えだ。