ニュース 電子 作成日:2016年2月1日_記事番号:T00061841
アップルがスマートフォン「iPhone」向けの部品調達を削減していると伝えられる中、中国のスマホ最大手、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)は今年第1四半期、出荷増に注力している。これを受けて同社にチップを供給する傘下のIC設計業者、深圳市海思半導体(ハイシリコン・テクノロジーズ)は、ファウンドリーの台湾積体電路製造(TSMC)、パッケージング・テスティング(封止・検査)の矽品精密工業(SPIL)、京元電子(KYEC)への発注量を拡大しており、台湾半導体業界の非需要期における業績確保に貢献している。1日付経済日報が報じた。
業界関係者によると、ファーウェイは今年、スマホの販売目標を前年比20%以上増の1億3,000万台に設定しているほか、スマホチップのグループ内調達率を昨年の30%から70%に高めることを目指しており、これに応じる形でハイシリコンが受注量を増やしているという。
このほか、スマホ向けオンセル型タッチパネルの供給不足が問題となる中、ファーウェイは十分な調達量を確保するため、群創光電(イノラックス)の全生産ラインを抑えたとの観測が出ている。このため酷派(クールパッド)など他の中国スマホブランドは瀚宇彩晶(ハンスター)に調達を切り替えているとみられる。
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