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遠東航空の更生手続き、審理開始


ニュース 運輸 作成日:2008年3月19日_記事番号:T00006189

遠東航空の更生手続き、審理開始


 財務危機に陥った遠東航空(ファーイースタン・エア・トランスポート)が会社更生手続きの開始を申し立てたことを受け、台北地裁は18日午前、法廷での審理を開始した。18日付聯合晩報が伝えた。

 審理では同社財務担当者と委託を受けた弁護士が財務状況の説明を行った。遠東航空は「更生手続きを進める以外に財務状況を安定化させ、経営を継続する方法はない」と訴えた。裁判所は更生手続きの条件に合致するか調査を行った上で、5月中旬までに結論を下す。

 一方、長栄航空(エバー航空)が遠東航空の保有するアモイ空港の権益取得に関心を示している。担当弁護士の説明によれば、遠東航空はまず、航空貨物倉庫業のアモイ倉儲の一部株式を処分する計画で、2億台湾元(約6億5,000万円)の売却収入を見込む。