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日本行き花見ツアー、赤字で旅行会社悲鳴


ニュース 商業・サービス 作成日:2008年3月19日_記事番号:T00006196

日本行き花見ツアー、赤字で旅行会社悲鳴

 
 獅雄旅行社や天喜旅行社などの大手旅行会社によると、花見シーズンの日本行きツアー料金は、原油価格高騰による航空運賃の上昇や、円高の影響を受け、旅行者1人当たりの損失額が数千元に上り、この時期に例年行う2,000~3,000台湾元(約6,400~9,700円)の値上げだけでは吸収できなくなっている。19日付工商時報が報じた。

 獅雄旅行社によると、日本行きの台湾人観光客数は、昨年が前年比5.7%増の延べ128万人、今年1月の成長率は22%だ。人気を受け、航空各社の日本行きチャーター便の座席数も15%増加している。

 長栄航空(エバー航空)の子会社、立栄航空(ユニー航空)は、1日1便のチャーター便の運航を、4月は岡山、松山、米子行きに、5月は富山行きに振り分ける。復興航空(トランスアジア・エアウェイズ)は4月中旬から秋田行きを開始するほか、日本の旅行会社と提携し、石垣島に2便運航する計画もある。遠東航空(ファーイースタン・エア・トランスポート)は、3月28日から高松と岡山行きを開始し、4月17日からは開始する富山行きは6月中旬からは北海道向けとして運航する。