ニュース 商業・サービス 作成日:2016年2月17日_記事番号:T00062013
宏碁(エイサー)は16日、同社が台湾で運営する電子書籍販売サイト「Zinio(ジニオ)」で、故宮博物院の出版物を独占販売していると発表した。現在は29冊で、年内に100冊まで増やす予定だ。17日付工商時報などが報じた。
施名誉董事長(左)と馮院長(右)。今後、電子書籍の多言語化にも力を入れる(16日=中央社)
エイサーと故宮博物院は昨年8月に提携契約を締結し、今年1月に13冊の試験販売を開始した。今後は新刊を毎週発売し、一部はキャンペーン価格99台湾元(約340円)で提供する。
Zinioは設立15年。世界32カ国・地域で5,000冊以上の電子書籍を販売している。
エイサーの創業者、施振栄(スタン・シー)名誉董事長は、故宮博物院と今後バーチャル・リアリティー(VR)技術で提携する可能性もあると語った。故宮博物院の馮明珠院長は、これまで宏達国際電子(HTC)などと提携を模索したが、実現に至らなかったと話した。
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