ニュース 運輸 作成日:2016年2月19日_記事番号:T00062058
高速道路の自動料金収受システム(ETC)運営業者、遠通電収(FETC)の張永昌総経理は18日、ETCで使う車両検知ステッカー「eTag(イータグ)」に関連して、ベトナムと技術顧問契約を交わしたと明らかにした。ベトナムはFETC初の技術輸出先国となる。19日付経済日報が報じた。
FETCはeTagを利用した課金サービスなどのノウハウを提供し、100万〜200万米ドルの顧問料を受け取る。ベトナムとはETC設置などでも提携する予定だ。
FETCは現在、ETC技術の輸出に関して▽マレーシア▽カザフスタン▽インド▽タイ▽トルコ──とも交渉中だ。張総経理は、マレーシアが導入に最も積極的で、2カ国目の技術輸出先となる見込みだと明かした。
このほか、2025年までに約7,000キロメートルの高速道路を新設するカザフスタンや、高速道路建設に積極的なインドも同社のETCに興味を示していると説明。同社は台湾世曦工程顧問(CECI)や中華民国対外貿易発展協会(外貿協会、TAITRA)とチームを組んでカザフスタンに向かい、同国と技術顧問や後続提携について交渉を行った。将来的には台湾の建設、機電、撮影機材、検知システムなど関連企業100社とカザフスタンやインドなどで包括的受注を目指す。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722