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機械産業が好調、1〜2月は輸出7%増


ニュース 機械 作成日:2008年3月19日_記事番号:T00006206

機械産業が好調、1〜2月は輸出7%増


 台湾区機器工業同業公会(機器公会)の最新統計によると、1~2月の機械産業の輸出額は昨年同期比7.3%増の23億5,600万米ドルに上った。輸入も25.8%増の29億900億米ドルに達した。19日付経済日報が報じた。

 台湾の機械設備の輸出額は前年比伸び率で過去最高を記録しており、機器公会によると、これは国際市場の台湾メーカーに対する需要の高まりを示している。同公会は、輸入の大幅増に関しても、ハイテク産業をはじめ域内の投資意欲が上昇しているとの見方を示した。

 機器公会の王正青副総幹事は、鋼材の大幅な値上がりと台湾元高が輸出額に影響を与える最大の要因となるとみている。工作機械のうち最も使用頻度の高い鋳物の今年の価格は、昨年比50%上昇の1キロ当り50台湾元(約161円)となっており、台中精機、程泰機械などの工作機械メーカー大手は相次いで製品価格を3~5%値上げしている。また、工作機械メーカーは台湾元高により利益が1.5%減少しているという。