ニュース 社会 作成日:2016年2月22日_記事番号:T00062080
台北市の忠孝橋につながる高架接続道路の撤去作業が完了し、一級古蹟「台北府城北門(承恩門)」の全貌をはっきりと目にすることができるようになった結果、北門のレトロな美しさと対照的な周辺ビルの広告や看板の乱雑さが指摘されている問題に絡み、柯文哲台北市長は20日、「市内には数十万件に及ぶ違法な広告物が存在する」とした上で、まず古蹟周辺や忠孝西路、迪化街など歴史的価値の高いエリアをモデル地区として排除に乗り出すとの方針を示した。21日付中国時報が報じた。
柯市長は、清、日本に比べ、中華民国の美学は受け入れがたいと述べた(20日=中央社)
1月末に日本を訪問し、東京駅を視察した際にその清潔さや入居店舗の明るさに感銘を受け、「台北には都市の美学が欠けている」と語った柯市長は、「当市にもこれまで広告物に関する自治規定は存在していたが、厳格に適用されてこなかった」と話していた。これを是正するため、近く「台北市広告管理細則」を公布すると表明した。
ただ、広告物の規制について忠孝西路や迪化街の商店経営者は、基本的に協力するとの意向を示しているものの、看板の規格統一など改善に要する経費については市が負担すべきと主張している。
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