ニュース その他製造 作成日:2016年2月22日_記事番号:T00062096
台湾の太陽電池メーカーが次々と生産ラインを増やしている。中国や欧米の需要が強く、今年は世界の太陽電池設置容量60ギガワット(GW)が見込まれている。20日付蘋果日報が報じた。
太極能源科技(タイナジー・テック)は19日董事会で、ベトナムの生産能力を200メガワット(MW)増やすため、3億~4億台湾元(約10億~13億5,000万円)の増資を決議した。第4四半期の試験生産を見込む。
タイナジーは、中台の生産能力が600MW、ベトナムは現在200MWで、3月末に400MW増やす予定だが、それでも顧客の受注に応え切れないためだ。同社が19日発表した2015年売上高は78億2,500万元、営業利益は2億8,500万元、純利益は3億3,300万元で、1株当たり純利益(EPS)は1.1元と過去5年で最高だった。
元晶太陽能科技(TSEC)は現在の生産能力が830MWで、5月までに120MW増やす予定だ。さらに12億~15億元の増資を実施し、年内に生産能力を350MW増強し、1.3GWに引き上げる計画だ。
昇陽光電科技(ソーラーテック・エナジー)の生産能力は1.24GW。受注に応えるため、台湾とマレーシアで生産ラインを2本ずつ増やすことを検討している。下半期にもライン4本増設で生産能力が400MW増える見通しだ。
昱晶能源科技(ジンテック・エナジー)は生産能力350MWのタイ工場がフル稼働のため、ライン増設を検討している。
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