ニュース 金融 作成日:2016年2月23日_記事番号:T00062115
台湾の銀行8行による2通貨建てクレジットカード発行枚数が計5万5,000枚以上となった。23日付蘋果日報が報じた。
2通貨建てクレジットカードとは、台湾で使用時には台湾元建てで、海外で使用時には外貨建てで決済を行うもの。金融監督管理委員会(金管会)が昨年、銀行による発行を解禁し、第1弾の対象外貨は米ドル、ユーロ、日本円。現在、玉山商業銀行(Eサン・コマーシャル・バンク)など8行が発行しており、永豊銀行(バンク・シノパック)なども発行を検討している。
銀行関係者は、外貨に日本円を選ぶ市民が多いと指摘した。交通部観光局の統計によると、昨年日本を訪れた台湾人旅行者は延べ380万人で、渡航先別で最多だった。
銀行の日本円/台湾元の公示レートは昨年11月、大方1円=0.26元前後だったが、ここ数日は1円=0.296元まで円高が進んでおり、1円=0.3元まで高まるとの見方もある。銀行主管は、2通貨建てクレジットカードのメリットを生かし、円を安いときに買って決済口座に入れておけば、日本で決済するときに円高になっていても損しないと提言した。
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