ニュース 金融 作成日:2016年2月23日_記事番号:T00062116
中央銀行(中銀)が22日発表した1月末の銀行の人民元預金残高は3,201億4,700万人民元(約5兆5,000億円)で前月比7億6,900万元増え、2カ月連続で増加した。兆豊国際商業銀行(メガ・インターナショナル・コマーシャル・バンク)やDBS銀行(星展銀行)などが高金利の人民元定期預金プランを打ち出したことで、外国為替取扱指定銀行(DBU)の1月末の人民元預金残高が2,748億6,800万元と24億3,800万元増えたためだ。23日付工商時報などが報じた。
中央銀行は、国際金融市場のリスクが高く、台湾元の預金金利が低い中、高金利の人民元預金は市民に依然人気があると説明した。
一方、オフショア銀行部門(OBU)の1月末の人民元預金残高は452億7,900万元で、前月比16億6,900万元減少した。中銀関係者は、主要顧客の企業が人民元の先行きを悲観し、預金を減らしたと説明した。
銀行の人民元預金残高は昨年6月末に過去最高の3,382億1,800万元に達して以降、同年11月末まで5カ月連続で減少していた。
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