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NECの台湾調達、今年も30億米ドル水準


ニュース 電子 作成日:2008年3月19日_記事番号:T00006212

NECの台湾調達、今年も30億米ドル水準


 NECは18日、昨年度の台湾企業からの調達額が計30億米ドルに達し、今年も同水準を維持するという見通しを明らかにした。台湾での調達規模は、日系企業ではソニーに次いで2番目に大きい。19日付経済日報が報じた。

 台湾NECの久保田亮総経理によると、今年は次世代高速移動通信規格のWiMAX(ワイマックス)関連部品やブロードバンド設備、インターネット関連機器などの調達額が、初めてノートブック型パソコンのOEM(相手先ブランドによる生産)による調達額を上回る見込みだ。

 台湾NECの昨年の売上高は約50億台湾元(約162億4,000万円)で、今年は30%増を目指している。台湾の研究開発(R&D)センターで10社以上の現地企業と提携し、パソコンやサーバーなどの開発を進めているほか、最近、WiMAX研究開発センターも設立した。

 同社のシステムインテグレーション(SI)は、一般企業だけでなく、労工保険局や警察局などにも採用されている。