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台北市の公共施設、軍人・公務員の割引撤廃


ニュース 社会 作成日:2016年2月24日_記事番号:T00062135

台北市の公共施設、軍人・公務員の割引撤廃

 台北市政府は、受益者負担の原則から、市内の有料公共施設48カ所で軍人・公務員・教職員(軍公教)に対する25~50%の入場料割引を7月1日から撤廃する方針を固めた。24日付自由時報が伝えた。

 割引措置に法的根拠はなく、台北市では近年、段階的に割引撤廃が進んでいた。7月からの割引撤廃対象施設のうち、台北市立動物園では入場料収入が10~20%増えると見込んでいる。

 自治体によって対応はさまざまで、新北市は現在、文化施設が無料開放されているが、今後有料化の可能性を検討する。高雄市は台北市の動きを参考に現行の優遇措置を慎重に見直す。台南市は市外の軍人・公務員らに対する半額優遇措置の撤廃は考えていないとした。桃園市は軍人・公務員らへの優遇措置自体を設けていない。