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中台サービス貿易協定、早期発効呼び掛け=中国商務相


ニュース その他分野 作成日:2016年2月24日_記事番号:T00062138

中台サービス貿易協定、早期発効呼び掛け=中国商務相

 中国の高虎城商務相は23日、北京で記者会見し、中台サービス貿易協定の早期発効を改めて求めた。24日付経済日報が伝えた。

 高商務相は「台湾側が両岸(中台)関係の平和的発展という政治的基礎と正しい方向を堅持し、守っていくことを希望している」とした上で、サービス貿易協定の発効が遅れれば、俗に言う「早起きしたのに、市場に行くのに出遅れる」どころか、市場に間に合わなくなりかねないと懸念を示した。

 高商務相は「中台サービス貿易協定は開放レベルの高さ、対象範囲の広さの面で、大陸(中国)がこれまでに結んだ類似する協定の中でも数少ない内容であり、大陸の台湾同胞に対する誠意と善意を充分に示している」とした上で、「台湾側による人為的な要素と妨害で、協定がいまだに発効せず、両岸の民衆に利益が及んでいない」と批判した。

 中台物品貿易交渉については、「今後の交渉については、双方がさらに意思疎通を図った上で、適切な措置を決めたい」と述べるにとどまった。