モニター用パネルのオファー価格が、４月から２～３米ドルの上昇となる見通しだ。ハイシーズンの需要増加の見込みや、米ドル安を受けた大手の前倒し調達で、今回のオフシーズンは、過去最短のわずか４カ月となりそうだ。19日付工商時報が報じた。
友達光電（ＡＵＯ）は、今年は昨年ほどは値上げ幅が上昇しないと予測している。
中華映管（ＣＰＴ）は、３月は20.1インチワイドを２米ドル、４月は22インチワイドを２～５米ドル値上げ、瀚宇彩晶（ハンスター）は、４月から19インチ、17インチワイドを１～２米ドル値上げする計画だ。
ディスプレイサーチによると、液晶テレビ用パネル価格は42、46インチが３月末に３～５米ドル下落し、４月も引き続き下落する見通し。32インチ以下は、新興市場の需要を受け、価格は変わらない。
