フォルクスワーゲン（ＶＷ）の台湾支社、奥迪福斯汽車（アウディ・フォルクスワーゲン台湾）は23日、今年は新車販売台数１万3,000台が目標で、輸入車５位内の座を取り戻すと表明した。24日付工商時報が報じた。
独ＶＷのディーゼル車排ガス不正問題を受け、昨年の新車販売台数は１万837台と前年比19.6％減少した。同社は、現在市販しているディーゼル車はいずれも最新エンジン「EA288」を搭載しており、昨年排ガス不正問題が発覚した「EA189」とは異なると強調した。ディーゼル車の販売は徐々に増えていると説明した。
同社は同日、ＳＵＶ（スポーツ用多目的車）「ティグアン」のフルモデルチェンジや、40週年記念モデル「ゴルフＧＴＩクラブスポーツ」など、今年の新車導入計画を発表した。
ＶＷの「ゴルフトゥーラン」はデザイン性が評価され、「ｉＦデザインアワード」と「プラスＸアワード」を受賞した（23日＝中央社）
