ニュース 電子 作成日:2016年2月25日_記事番号:T00062179
公平交易委員会(公平会、公正取引委員会に相当)は24日、半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)世界首位、日月光半導体製造(ASE)による矽品精密工業(SPIL)買収について、審議期間を60日延長することを決めた。5月1日までに判断を下す。25日付工商時報が伝えた。
公平会は今回の買収案件について、競争制限的効果よりも経済全体への利益の方が大きいか否かについて審議している。公平会は来週にもASE、SPILの代表者をそれぞれ呼び、意見陳述を受ける。
公平会の邱永和報道官によると、同日の委員会合では、審議期間を延長すべきかどうかが主要議題となり、実質的な審議はさほど行われなかったという。
審議期間延長について、SPILは「慎重に本件の審議を進めることを高く評価する」とコメント。ASEは「公平会による審議に必要な時間に配慮し、SPILに対する第2次株式公開買い付け(TOB)の締め切りを3月17日まで延長しており、公平会が3月17日までに最終決定を下すと信じている」とコメントした。
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