ニュース 金融 作成日:2016年3月2日_記事番号:T00062254
経済部智慧財産局(知的財産局)の統計によると、中国企業が台湾で金融とIT(情報技術)を融合した「フィンテック」の分野で相次いで特許出願を行っており、台湾金融業界が完全に劣勢に立っている。
2日付経済日報によると、フィンテックの重要分野である支払い手段に関する過去5年間の特許出願状況によると、中国の電子商取引(EC)大手の騰訊控股(テンセント・ホールディングス)が29件、阿里巴巴集団(アリババ)が22件なのに対し、台湾勢は中華電信(22件)、飛捷科技(フライテック・テクノロジー)が7件、鴻海精密工業が6件など出遅れが目立つ。さらに、台湾金融業界による特許出願件数は累計で24件にすぎない。
曽銘宗立法委員(国民党)は1日、フィンテック特許に関する公聴会で、「台湾金融業は長年研究開発を重視せず、金融関連の特許保有件数が少ない」と指摘した。
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