ニュース 建設 作成日:2016年3月2日_記事番号:T00062256
6直轄市の地政局が1日発表した2月の建物売買移転件数(売買による建物の所有権移転登記の件数)は7,399件で前月比35%減、前年同月比38.4%減だった。統計を開始した1999年以降の同月で最低で、直轄市別でも台南市以外は同月の最低だった。春節(旧正月、2016年は2月8日)、228和平紀念日の連休や、6日に発生した台湾南部地震、液状化現象など安全への懸念が影響した。2日付工商時報などが報じた。
直轄市別では、▽台北市、1,062件(前月比25%減、前年同月比42.6%減)▽新北市、1,613件(前月比39.3%減、前年同月比39.1%減)▽桃園市、1,268件(前月比33.3%減、前年同月比36.8%減)▽台中市、1,408件(前月比38.3%減、前年同月比40.2%減)▽台南市、788件(前月比24.2%減、前年同月比32.7%減)▽高雄市、1,260件(前月比39.8%減、前年同月比36.1%減)──。唯一過去最低を免れた台南市も01年の785件に迫った。
永慶房産集団の林泰隆業管部協理は、連休要因を除けば、2月は1月と同水準だが、購買意欲は低迷していると指摘。第1四半期は3万件を割り込み、前年最低だった4万8,000件を下回る可能性があると予測した。
一方、信義房屋の曽敬徳企研室専案経理は、不動産転売時に土地と建物の売却益に一括課税を行う「房地合一課税」導入で2月は落ち込んだが、3月は大幅に増加すると予測した。
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