ニュース 医薬 作成日:2016年3月2日_記事番号:T00062261
財団法人消費者文教基金会(消基会)はこのほど、台湾の歯科医院におけるデンタルインプラント(人工歯根)治療にかかる費用は1本当たり4万〜15万台湾元(約14万〜52万円)と県市によって約3.8倍の開きがあると指摘。また高額な場合はインプラントを1本埋め込むのに7カ月分の給与がかかり、実質的には米国や日本の水準を大幅に上回るとして、衛生福利部(衛福部)に対し明確な価格基準を設定するよう要求した。2日付中国時報が報じた。
台北医学大学の医師、黄茂栓氏は、インプラント治療を受ける前に料金表を確認するよう呼び掛けた(1日=中央社)
消基会が各県市の衛生局を対象に行った調査によると、衛福部が提言する歯科インプラント治療費の基準を導入しているのは8県市で、インプラント1本当たりの治療費は4万〜10万元となった。
その他県市はそれぞれ異なる基準を採用しており、1本当たり治療費が最も高いのは新竹の15万元だ。
消基会は、歯科インプラント治療費用はインプラントの材質、ブランド、製造国、患者の状態、医師の技術などによって左右されるが、医療機関の裁量に任せるのではなく、明確な基準を設けるべきと指摘している。
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