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台湾元一時1ドル=32元台、今年最高値に【図】


ニュース 金融 作成日:2016年3月4日_記事番号:T00062304

台湾元一時1ドル=32元台、今年最高値に【図】

 3日の台湾元相場は一時1米ドル=32.954元と33元を突破し、終値は1米ドル=33.179元に戻したものの今年最高値となった。前日比1.91元(0.58%)上昇した。4日も取引開始直後に33元を突破、4日正午は1米ドル=32.839元で取引を終えた。4日付工商時報が報じた。

 為替ディーラーは、米ドルが弱く、主要通貨が軒並み上昇しており、台湾元も1米ドル=33元台に乗ったが、中央銀行(中銀)が介入したと指摘した。

 3日のアジア主要通貨の上昇率は▽韓国ウォン、1.06%▽マレーシア・リンギット、0.79%▽シンガポール・ドル、0.59%▽人民元、0.13%▽日本円、0.11%──。

 金融監督管理委員会(金管会)の統計によると、2月の外資の純流入は14億7,500万米ドル。3月は2日までで5億5,700万米ドルに上った。

 銀行関係者は、韓国の中央銀行が利下げを決めれば、韓国ウォンが下落し、台湾元の上昇圧力が強まるので、台湾元安の誘導が困難になると指摘した。