ニュース 電子 作成日:2016年3月4日_記事番号:T00062314
マイクロソフト(MS)は3日、インターネット活用サービスを手掛ける匯智資訊(WISインターネット)との提携を発表し、今後3年間で台湾の中小企業10万社にクラウドサービスを提供したいと表明した。4日付経済日報が報じた。
台湾MSの邵光華総経理(左)は「匯智資訊との提携により、中小企業が当社のクラウドサービスを利用する技術的ハードルが下がる」と語った(3日=中央社)
来台したMS上級副社長兼大中華圏・最高経営責任者(CEO)のラルフ・ハウプター氏は、「中小企業や提携ブランド、製造パートナーに、クラウドを通じた革新をもたらすことは当社の使命」と語り、ハードウエアメーカーにとってクラウドは差別化を進め、製品価値を高める鍵になると強調した。
なお業界関係者によると、MSのクラウドサービスは既に中華電信、国泰金融控股(キャセイ・フィナンシャル・ホールディングス)、富邦金融控股、中興保全(台湾セコム、中保)、宸鴻集団(TPKホールディング)、台湾積体電路製造(TSMC)など台湾の大手企業で相次いで採用されており、これが中小企業の導入を後押しするとみられる。
統計によると、台湾には中小企業が130万社以上存在し、企業全体の90%以上を占めている。
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