ニュース 電子 作成日:2016年3月4日_記事番号:T00062318
半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)世界最大手、日月光半導体製造(ASE)が矽品精密工業(SPIL)に対する第2次株式公開買い付け(TOB)を実施する中、公平交易委員会(公平会、公正取引委員会に相当)は遅くとも4月27日までに企業結合審査の結果を下す見通しだ。4日付工商時報が報じた。
公平交易法(公平法)には、公平会は企業結合審査の申請から30日以内に決議を下さなければならず、期間延長は最長で60日と規定されている。ASEの案件は既に5月2日まで審査期間が延長されているが、公平会の定例会議は毎週水曜なので、決議は遅くても4月27日と推測される。
ASEは、株式公開買い付け期間を3月17日に延長したが、それまでに公平会が決議を下し、SPIL株を売却したい株主の権益を守ることを望んでいる。
公平会はASEが3月17日までSPIL株を買い付けることを認めているが、金融監督管理委員会(金管会)は、公平会が企業結合を認めない決議を下した場合は、売却した株式は返還しなければならないと指摘した。
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