ニュース 電子 作成日:2016年3月4日_記事番号:T00062319
IC設計大手、聯発科技(メディアテック)の蔡明介(ミンカイ・ツァイ)董事長は3日、新竹科学工業園区(竹科)を視察に訪れた蔡英文次期総統に自ら報告を行い、第4世代(4G)移動通信規格の導入が日本や韓国より遅れた点を教訓として、5Gでは他国・地域に遅れを取るわけにはいかないと強調した。4日付経済日報が伝えた。
蔡董事長(中)は、IoTは車両間通信ネットワーク(IoV、車のインターネット)、スマートシティー、ファクトリーオートメーション(FA)など可能性は無限大だと述べた(3日=中央社)
蔡董事長は「5Gは世界の有力企業による競争が確実で、台湾は4Gでは日韓に遅れたが、将来の5Gサービス開始に当たっては一矢を報いなければならず、少なくとも先行国・地域に半年遅れるようなことがあってはならない」と主張した。蔡次期総統は特にコメントしなかった。
蔡董事長はまた、モノのインターネット(IoT)が台湾の産業高度化のチャンスを開き、高付加価値のサービスを輸出する商機になるとの認識を示した。
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