ニュース 電子 作成日:2016年3月7日_記事番号:T00062341
スマートフォン用カメラレンズ最大手、大立光電(ラーガン・プレシジョン)が5日発表した2月連結売上高は前月比37%減、前年同月比22%減の20億3,800万台湾元(約71億円)で、過去2年で最低だった。春節(旧正月、2016年は2月8日)や228和平紀念日(2月28日)の連休で稼働日数が少なかったほか、アップルのスマートフォン「iPhone6s」シリーズの販売不調で出荷が減少したようだ。6日付経済日報などが報じた。
同社は、稼働日数が正常に戻り、3月売上高は1月の32億2,700万元を上回ると予測した。ただ、第1四半期は非需要期で、顧客の需要は依然弱いと説明した。
アップルの小型機種「iPhone5se」が3月に量産するとみられているが、代わりにiPhone5sが生産停止になり、部品需要への貢献は限定的だ。一方、中国の華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)が近くデュアルレンズ搭載の旗艦機種「P9」を発売するほか、下半期にアップルも次世代機種「iPhone7」でデュアルレンズを搭載するとみられており、ラーガンは早ければ第2四半期から売上高が増加しそうだ。
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