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憲兵隊の令状なし捜索問題、指揮官を異動処分


ニュース 社会 作成日:2016年3月8日_記事番号:T00062349

憲兵隊の令状なし捜索問題、指揮官を異動処分

 憲兵隊が令状なしで民家を捜索し、かつての国民党政権による政治的迫害(白色テロ)に関する文書3点を押収したとされる事件で、国防部は8日、捜索を指揮したとされる政治作戦局保防処長の趙代川少将を陸軍司令部委員に、台北憲兵隊長の呂正芳上校(大佐)を憲兵指揮部諮議官に同日付で異動させたと発表した。中央社電などが報じた。

 国防部はまた、韓更生総督察長をトップとする小委員会を設置し、行政責任の有無について1週間以内に調査結果を発表すると述べた。

 なお、一部報道で、国防部政治作戦局長の聞振国中将、憲兵指揮部指揮官の許昌中中将らが懲戒処分になると報じられたことについて国防部の羅紹和報道官は、「外部の観測にすぎない。行政処分に相当するかどうかは現在調査中だ」とコメントした。