ニュース 運輸 作成日:2016年3月8日_記事番号:T00062352
台湾鉄路(台鉄)は東部路線の特急列車の乗車券が入手しにくい問題を解決するため、祝日を含む3日以上の連休で、自強号に団体券席を設けないことを決めた。早ければ今年の端午節連休(6月9〜12日)から実施する。8日付中国時報が報じた。
現在、祝日連休の花蓮、台東方面の自強号は平均67便で、団体券の割合は20%のため、団体券をなくすことで新たに5,000席以上が予約できるようになる。祝日連休は、元日、春節(旧正月)、清明節、端午節、中秋節、国慶節の連休が対象になる。
普段の土日については、今年下半期から団体券の割合を現在の25%から10〜15%に引き下げることを計画している。これにより1日当たり2,479〜3,886席が新たに予約可能となる。
この措置に対し花蓮の住民からは「祝日連休の特急乗車券は非常に入手しにくいのでありがたい」といった歓迎の声が出ている。一方、中華民国旅行業品質保障協会(TQAA)国民旅遊委員会の呉碧蓮委員は、「宿泊施設が乗車券を確保できなければ旅行客は来なくなる。東部の観光産業が打撃を受ける」と指摘した。
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